こんにちはー。
副業Webライターのひちです。
ひちさん、こんにちはー。
Webライターの時給の相場はどのくらいですか?
Webライターの時給の相場ですか?
うーん、雇用されているWebライターなら月給制や時給制ですからわかりますよね。
ただ、1文字〇円、1記事〇〇円という出来高制のWebライターの場合、時給という感覚は意識していないものです。
確かに。
案件によって金額も違うし、時間がかかったりすぐ終わったりする場合がありますよね。
本記事では、Webライターの時給の相場について考察した話をお伝えします。
自分のWebライター業を見つめ直すきっかけになれば幸いです。
はーい!
お願いしまーす!!
ライター時給の相場とは?
Webライターの時給の相場はぶっちゃけありません。
そもそもWebライターは、受ける案件の内容で報酬がかなり変わるからです。
毎回同じ記事構成で済むような簡単な案件の場合、例えば1記事500円で作業時間が1時間であれば、時給500円です。
専門知識が必要な難しい案件の場合、例えば1記事20,000円で作業時間が5時間であれば、時給4,000円です。
ただし、専門知識があまりなくて調べ物に時間がかかり、1記事20,000円に対し作業時間が40時間かかってしまうと時給500円になってしまいます。
Webライターという仕事が誰にでも簡単に始められるのは、このように簡単な案件から難易度の高い案件まで幅広い仕事があるからです。
そのため、「記事単価÷時間」で決まるWebライターの時給の相場を引き出すのは容易ではないと言えます。
ここからは、Webライターの時給の相場を、単価、仕事内容などから導き、最終的に時給を上げていくコツをお伝えします。
ライターの単価は何を基準にするかで変わる!
Webライターの時給の相場を導くには、まずライターの単価は何を基準にするかをみてみましょう。
Webライターの単価は大きくわけて「文字単価」「記事単価」「サイト単価」の3つあります。
①文字単価
文字単価は、1文字〇円という報酬体系です。
当たり前ですが、文字数が多いと報酬は多いですし、文字数が少ないと報酬は少ないです。
文字だけなので、Wordなどで納品することが多く、画像提出やWordPressへの納品となると別料金になることもあります。
②記事単価
記事のマーケティングは、オンラインビジネス戦略の重要な部分です。高品質の記事を作成し、インターネット上で配布することです。 Webライターは、幅広い人々に配布される高品質のコンテンツを調査および作成することにより、このプロセスを支援できます。
記事単価は、1記事〇〇円という報酬体系です。
1記事というくくりなので、例えば、2,000文字~3,000文字という指定がある場合がありますが、文字数は少なくても多くても同じ報酬です。
1記事単価なので、Wordpressに直接納品することが多く、画像やディスクリプションなども必要に応じて入れることになります。
③サイト単価
サイト単価は、1サイト〇〇円という報酬体系です。
サイト単価なので、例えば、依頼主からサイト設計を提示され、期限内に記事を入れていくような流れになります。
サイト単価なので、サイト設計などから決められた記事数をWordpressに直接納品していくため、自分自身がサイト運営をしていくような感じになります。
ライターの単価は仕事内容によって違う!
Webライターの単価は仕事内容によって変わります。
単純な構成でできる漫画レビュー記事や食レポ記事などは、高いライティングスキルも専門知識もいらないので、ライター単価は低い相場になるでしょう。
すなわち、高いライティングスキルや専門知識、体験などがあるとライター単価が高い案件につながる可能性が高まります。
一般的にライター単価が高い案件の中から5つ紹介します。
SEO記事
SEOとは「Search Engine Optimization」の略であり、「検索エンジン最適化」を意味します。
SEO記事は、狙ったキーワードで検索結果に上位表示させる記事になるため、SEO記事が書ける人は検索流入を増やしたい依頼主から重宝されます。
ただし、キーワードだけ与えられての案件か、キーワード+記事構成まで与えられての案件かでライター単価は変わります。
キーワードからSEOに強い記事構成を作れる人は記事構成だけの仕事もあり、SEO記事を書くよりも短時間で高単価になる場合もあります。
インタビュー記事
インタビュー記事は、2パターンあります。
すでにインタビューされた動画や音声から文字起こしして記事にしていく方法と実際にインタビューして記事にしていく方法です。
前者よりも後者のほうが難易度が上がるためライター単価は高いですが、インタビューする人にアポイントをとり、現地に行ってインタビューしたり、テレビ会議でインタビューしたりと対話力が必要になります。
さらにインタビューに伴う時間もかかるため、慣れないうちは、ライター時給に換算すると割が合わないこともありますが、慣れてくれば高単価につながるでしょう。
商品レビュー記事
商品レビュー記事は基本的な型があるため、比較的書きやすいです。
ただし、レビューする商品を使用した人の口コミだけでなく、実際に自分が使用した感想や、商品の良さと残念な面、残念な面をカバーする方法などをしっかり伝える必要があります。
読者は損をしたくありません。読者が商品に対して不安に思うことを「これなら私でも使えそう」という安心に変えられるような流れを持っていきましょう。
また、TwitterやInstagramなどのインフルエンサーの場合、商品紹介するだけで影響力があるため、ライター+インフルエンサーである人はかなりの高単価が期待できます。
専門的な記事
専門的な記事は、知識がないと非常に難しいです。
とくにYMYLに関する記事はGoogleも目を光らせているため、最大の注意が必要でしょう。
しかし、最近急成長しているDXやメタバースなど新分野においては、専門的な知識がすでにあればベストですが、専門的な知識がなくても書籍やネットで正しく調べれば書くことができます。
少し頑張れば誰にでも出来ますので、チャレンジするのも良いでしょう。
リライト記事
リライトとは、すでにある記事を書き直すことです。
単純に最新情報を追加する程度の案件なら簡単ですし、時間もかかりませんので、単価は低めです。
しかし、もともとの記事が検索上位できていないので、一から見直すとなると、何もないところから記事作成するより根気な仕事だと覚悟したほうが良いでしょう。
その分、1記事くらいの高単価になるケースもあります。
ライター時給の相場は「記事単価÷時間」で考える!
ライター時給の相場は、1記事あたり何時間かかるか?
すなわち「記事単価÷時間」で表します。
単価の種類として「文字単価」、「記事単価」、「サイト単価」とありますが、どれも「記事単価」に直して比較してみましょう。
ライター時給500円になる単価
- 文字単価 0.5円(500円×3時間=1,500円→1,500円÷3,000文字=0.5円)
- 記事単価 1,500円(500円×3時間=1,500円)
- サイト単価 45,000円(500円×3時間=1,500円→1,500円×30記事=45,000円)
ライター時給1,000円になる単価
- 文字単価 1円(1,000円×3時間=3,000円→3,000円÷3,000文字=1円)
- 記事単価 3,000円(1,000円×3時間=3,000円)
- サイト単価 90,000円(1,000円×3時間=3,000円→3,000円×30記事=90,000円)
ライター時給4,000円になる単価
- 文字単価 4円(4,000円×3時間=12,000円→12,000円÷3,000文字=4円)
- 記事単価 12,000円(4,000円×3時間=12,000円)
- サイト単価 360,000円(4,000円×3時間=12,000円→12,000円×30記事=360,000円)
ライターの記事単価をUPする5つの方法
ライターの記事単価をUPするためには、質の良い記事を早く作れることを依頼主にアピールする必要があります。
ライターの記事単価をUPする5つの方法をお伝えします。
①実績の見える化
ライターの記事単価をUPする方法の一つ目は、「実績の見える化」です。
実績だからといって、以前受注したライター案件の内容を見せてはいけません。コンプライアンス違反です。
また、これからライター業を始める方は実績はありません。
実績の見える化をするには、ポートフォリオを作りましょう。
ポートフォリオとは、自分でサイト運営し、いろんな記事を作成したり、以前受注したライター案件の依頼主に掲載OKをもらえたら、サイト内で紹介したりすることです。
そして「ライターの受注はこちらから」とお問合せフォームを作っておきましょう。
ポートフォリオをしっかり作っておくことで、実績が見える化するため、こんな記事を書いてくれるなら高単価になっても是非あなたに依頼したいと思ってもらえるでしょう。
②得意ジャンルの特化
ライターの記事単価をUPする方法の二つ目は、「得意ジャンルの特化」です。
あなたの得意分野は何ですか?
- コスメレビュー?
- 投資?
- 在宅ワーク?
- 税金?
- マッチングアプリ?
もし得意分野や資格を持っているなら、ポートフォリオは得意ジャンルの特化ブログにしましょう。
得意分野がない場合は、いろんなジャンルの記事を投入してもいいですが、得意ジャンルを特化するほうが、同じジャンルの依頼主に目が止まりやすいでしょう。
③ユーザー視点に徹する
ライターの記事単価をUPする方法の三つ目は、「ユーザー視点に徹する」です。
Googleはユーザーファーストです。
ライター案件は検索上位を目指しているケースが多く、そのためにはGoogleのユーザーファーストに合わせないと検索上位できません。
記事を書くときは、ユーザー視点に徹しましょう。
この記事を読んでほしいユーザーはどんなキーワードで検索し、どうなりたくて記事を読むのか?という検索意図を理解して記事が書けると、上位表示されやすく、依頼主から重宝されます。
④時間管理をする
ライターの記事単価をUPする方法の四つ目は、「時間管理をする」です。
ライター時給を気にするなら、時間管理しましょう。
10,000円の記事を5時間で書き終えるのか?10時間もかかるのか?で、時給換算すると大きく違います。
副業Webライターゆえに、本業や家事育児のスキマ時間に記事を書いていることが多く、時間の感覚はおざなりになりがちです。
たとえ10分のスキマ時間でも記事の下書きをしたら時間を記録して、最後に全時間を足して、1記事何時間で終わったかを確認しましょう。
自分が今、どのくらいの時給かがわかりますし、現状がわかれば、時短の工夫もできることでしょう。
⑤ライティングスキルを磨く
ライターの記事単価をUPする方法の五つ目は、「ライティングスキルを磨く」です。
最終的には、ライティングスキルを磨くことに尽きます。
ライティングスキルがUPすれば、高単価の案件にもチャレンジできますし、記事を書くのも速くなりますので、結果ライター時給が上がります。
>>【才ゼロレビュー】時給1,250円→時給4,000円ライターに収入UPできた教材
ライター時給UPするには時短を意識せよ!
前章でもお伝えしましたが、ライター時給をあげるには、時短を意識することが大切です。
ライターを始めたばかりでは、なかなか高単価の案件を得ることができませんが、その時から効率よく記事を書きあげることを意識すると、高単価の案件に巡り合えた時にライター時給がグッと上がります。
ライターの記事案件を効率よくするには、①事前準備、②記事作成、③最終チェックの流れを自然にできるようにしましょう。
①事前準備
依頼者から提示された記事のキーワードで上位表示されているライバル記事をチェックします。
他にも、記事の着地点の確認、参考にするデータの調査、その他不明点の確認などは事前にチェックしておきましょう。
記事を書き始めてから「あれ?これなんだろう?」と無駄に手を止めることがなくなります。
②記事作成
記事の着地点を考えると、できるだけ初めから書き始めるのがベストです。
ただし、導入文やまとめ、書くのに手間がかかる部分などは後回しにしても問題ありません。
最終的に記事の文脈がスムーズに着地点に向かうようになっていればよいので、書きやすい所から書いていくのもアリです。
その際に記事作成の時間をカウントしておくと時給に対する意識が入るので、メリハリよく書くことができます。
③最終チェック
文章の確認(誤字脱字、文脈、着地点など)、依頼主のレギュレーション(フォント、カラー、囲みなど)、文章として初歩的なところや依頼主との定型的な決まりは最低限守ることで、提出後に指摘されないようにします。
初歩的ミスによる記事の差し戻しは自分だけでなく依頼主の時間を奪うことになります。今後の仕事の影響にもなりますので、提出前に必ずチェックしましょう。
まとめ|ライター時給の相場は自分次第!高単価を時短で!!
今回は、ライター時給の相場についての考察をお話しさせていただきました!
どうでしたか?
ライター時給を決めるのは相場からみるのではなく、自分なんだなぁとしみじみ思いました~
そうですね~
もちろん高単価の案件であればライター時給は高くなると思いますが、1記事にどのくらい時間をかけるかでライター時給は変わってきます。
ライターといっても1記事すべてを書く仕事だけではありません。
例えば、文章の修正が必要な所や誤字脱字チェックをする仕事が1記事1,000円で、10分で出来ちゃったら時給6,000円ですからね!
その仕事、欲しい!!
なんですか?そんなオイシイ仕事!
ライターよりもディレクションの業務に近いですね。
でも、ライターである程度実績がないとできない仕事です。
1記事1,000円なのに、調べもの等で手間がかかって2時間かかったら時給500円ですよ。
何事も時給の意識を持つことは大切ですね♪